works 施工事例

至誠の家

至誠の家

使い勝手のよい門型ガレージを備えた「至誠の家」。将来的に一階で生活を完結できるように間取りや動線を丁寧に検討していきました。趣味に没頭できる書斎スペースや、勤務時間の異なる家族に配慮した夜勤用の寝室、2階に設けたファミリークローゼットなど、見どころの多い住まいです。

マルベリーハウスの展示場を気に入ってくださったご夫婦でしたから、タイルなどのアクセントはそちらを踏襲しています。庭木のしつらえはご家族で徐々に手を入れていくスタイルで、オーナー様ご家族が日々の暮らしを愉しまれる姿が目に浮かびます。


PICKUP

至誠の家のダイニングキッチン。お手持ちの調理家電と買い足すものを整理し、「どこに何を置くか」をあらかじめオーナー様と決めています。コンセントの位置や、家電の配置幅などを突き詰めて考えておくことで、日々のストレスをかなり軽減することができるものなのです。

玄関からもほど近く、来客時にもスムーズに案内ができるダイニング。アムス工房さんの素敵なテーブル&チェアがお出迎えします。

吹き抜けから光が降り注ぐリビング。各部屋へのアクセスの起点でもあります。壁の一部を木格子にしたり、階段をストリップ式にしたりと、空間をゆるやかに繋げることで視覚的に広がりのあるスペースとなりました。

階段下に設けたワークスペースは、主に奥さまが使用する場所。コロナ禍を経てSOHOニーズが高まりましたが、わざわざ部屋を作らなくとも、このようにデッドスペースを活用するのも賢い選択。とかく収納スペースとして使われがちの階段下ですが、工夫次第でさまざまな使い方ができますね。
スケルトン階段を採用するのは、視線の抜けを設けて広がりを持たせる設計上の工夫です。

リビング上部の吹抜け。光を採り入れる役割を果たすほか、木格子に隠された壁掛けエアコンの空調経路にもなります。「吹き抜けは寒くなる」は一昔前の断熱気密性能が低い家の話。きちんと設計施工をすることで、吹抜けを通じてエアコン1台で家全体をほぼ同じ温度にすることもできるのです。

2階廊下には壁面を利用した本棚。家族で共有できる、使い勝手のよい書棚です。

趣味に没頭するための書斎。勤務時間が変則的なご主人が「家族に迷惑をかけないように」と、夜勤用の寝室も兼用しています。

玄関壁面にあしらわれているのは、マホガニー色に塗装された杉のラフ材。玄関や外壁のブラウン色に合わせてコーディネートしたものです。

玄関に入ると右手にファミリークローク。框下の間接照明が土間を照らし上品な雰囲気を醸します。

ロケーションにも優れた「至誠の家」。穏やかな時間が流れる素敵な住まいです。お庭はお施主さま自らが暮らしながら施工するセルフガーデン。未来の姿が楽しみです。

代表桑原による解説付きのルームツアー動画です。こだわりのプランニングについて説明しておりますので、ぜひご視聴ください。