works 施工事例

安閑の家

安閑の家

マルベリーハウスならではの特徴がぎゅっと詰まったガレージ付きの木の家です。
くつろぎを生み出す空間設計に加え、リモートワークに最適なSOHOスペースや家事ラクな動線など、太陽光や蓄電池への対応など、実用性にも富んだ住まいです。
高い断熱性能は光熱費を抑え、将来的な光熱費高騰にも備えられるほか、住まいの快適性も高めます。また耐震等級3は当然のこととして、設計・施工それぞれの性能評価書も取得。
永く安全で安心して健康的に住み続けられる「Mulberry Standard」の家となりました。


PICKUP

家族が仲良く、幸せに過ごせること。それは家づくりの目的の中で最も根源的なものです。お話を伺うなかでお施主さまが思い描く暮らしのイメージを共有しプランニング。「安閑の家」の完成に至りました。

LDKのリビングスペース。一見なんの変哲もないワンカットですが、奥に見える玄関やスケルトン階段との距離感、家族の動線を意識した空間のバランスに腐心しています。

使い勝手を重視したキッチン。洗面や玄関へのアクセシビリティを確保しているほか、収納量たっぷりのキッチン背面収納、ミーレの食洗機なども導入しています。ダイニングから見えるキッチン立ち上がりのタイルづかいも、キッチンの雰囲気づくりに一役買っています。

ダイニングから出られる広々ウッドデッキ。アウトドアリビングとしても活用いただけるボーナススペースです。また、三方を隣家に囲まれている立地において、敷地の南東に余白となるお庭を設けることで建物への採光も確保しやすいという設計上の工夫もしています。
お天気のいい日はデッキに出て家族で食事をするそうです。

キッチンの裏手、水回りが集中している一角です。右手にはガス乾燥機「乾太くん」を備えた脱衣室。洗濯物を仮置きするための可動式のカウンターも造作工事で取り付けています。お施主さまからは「使い勝手が良くて便利に使わせていただいてます!」とたいへん喜ばれている一角です。
また、正面の洗面台も造作。タイルと木材で仕上げた上品な逸品をご覧ください。上部に横スリット窓を設けているため、日中は照明に頼らずとも明るい空間となります。お化粧なども、自然光が入る場所でするのが一番よいそうですよ。

リビング横に「繋ぎ間」として設けた小上がりの和室。畳下の空間は大容量の収納スペースにしています。季節ものや、お子さまのおもちゃなどを仕舞われているようです。
また、この和室は可動式の建具で仕切ることができ、ゲストルームとしての利用も想定しています。

和室に設えたオリジナルデザインの地窓の障子を開けると、お庭とウッドデッキの景色が見られます。

階段を上ると広がる2階ホール。吹抜けからリビングに柔らかな光が注がれます。日射のほか快適な温湿度が吹抜けを通じて全館に行き渡るという温熱環境上のメリットもありますが、これは断熱性能が高い住まいだからこそ得られるもの。上下階の温度差ができてしまうようなレベルの断熱性能では、かえって不快に感じられてしまうため注意が必要です。

2階廊下に設けたご家族共用の本棚。寸法を合わせてピッタリと造れるため、空間と一体化できるのが造作家具や製作建具のメリットです。
既製品を否定するつもりはありませんが、無駄なくシンプルな空間を実現するなら造作がおすすめです。地震の際にも固定され、修繕もしやすい等、意匠性以外のメリットも多々あります。

落ち着きのあるトーンでまとめた寝室。奥に見えるのはワークスペース。寝室は、日中は使わないことが多いもの。日中リモートワークを行うには最適な空間でもあるのです。

寝室横のSOHOスペース。かなりコンパクトな空間ですが、このような場所を設けるだけでもずいぶん便利になるものです。
コロナ禍を経て、私たちの生活はずいぶん変わりました。今後も、移動の無駄を削減するなど、出勤を伴わない仕事も増えてくることが予想されます。住まいに求められるニーズを先読みしつつ、家づくりもアップデートをしていくことが求められていますね。

シンプルですが味わい深いアプローチ。壁面の木板鎧張りや、ウッドフェンス、古木の表札に緑のポスト、さりげない植栽が住まい手を出迎えます。

夜の玄関アプローチ。照明に照らされた外壁は陰影を増し、ムードのある雰囲気。
まるで家が「おかえりなさい」と言ってくれているようです。

間接照明に照らされた玄関。やわらかい光に照らされて、ほっと一息つく場所です。家に帰ってきたと実感できますね。

一家団欒が想像できる夜の佇まい。リビングから漏れる灯に、まるで包み込んでくれるような温かみを感じる風景です。

安閑の家で暮らすお施主さまへ、インタビューを行いました。「家づくりを始めた理由」や「なぜマルベリーハウスを選んだか」「実際の暮らし心地」などをお話していただきました。ぜひご覧ください。