Column | 豊かさを彩るフォレストガーデン |
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2017.04.04
なぜ、ニホンミツバチ?
「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設を会場に2017年2月、ニホンミツバチの巣箱をつくるワークショップが開催されました。
でも、家を建てている会社が、なんでニホンミツバチに興味を持ったの?
そう思われるかもしれません。
きっかけは、「ミツバチが生きていけない世界って、人間にとっても暮らしにくいのでは?」と思ったことです。
いま、世界でミツバチが減少しています。
原因はハッキリとしませんが、農薬や、その他の化学物質による公害、自然環境の変化などが影響していると考えられています。
木を使って住宅を提供し、自然のしくみをいかした庭のある暮らしを提案している「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設としては、草木との共存、虫や動物との共存は大切なテーマです。
自然から何をいただいて、何を残すのか。バランスが大事といつも考えています。
だから、ミツバチが減っているという話も、ずっと気になっていました。
そんなときに、ニホンミツバチのエキスパートである白金丈英さんをお招きするチャンスがあったため、ニホンミツバチのことをもっと知ってみよう! とトランジションタウン浜松の仲間たちとワークショップの開催を決めました。
白金さんは知多半島に暮らし、2013年からニホンミツバチを飼育されています。ニホンミツバチの保護や、ニホンミツバチを知るワークショップにも取り組んでいる方で、そのお話は初めて知ることや驚くことばかり。
同じ関心を持っている皆さんと一緒に、これからもニホンミツバチのことをもっと学んでいきたい! そんな第一歩になったワークショップでした。