Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2018.11.20

中古住宅を価値あるものに。静岡ストックハウス流通促進協議会をご活用ください

中古住宅を価値あるものに。静岡ストックハウス流通促進協議会をご活用ください

中古住宅を売りたい、買いたい、リフォームしたい…といったニーズにワンストップでこたえる「静岡ストックハウス流通促進協議会」。
同協議会には「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設の桑原人彦副委員長として参加しています。


中古住宅市場の問題点

協議会設立の背景には、現状に対する問題意識がありました。

○スクラップ・アンド・ビルド
まず、住宅をつくっては壊す「スクラップ・アンド・ビルド」。
日本では新築住宅の市場価値が30年足らずでほぼゼロになるという異常な状態が長く続いてきました。

○“見えない”中古住宅
そして、中古住宅の情報の“見える化”が進んでいないこと。築年数や施工会社名くらいしか公開情報がないため、買い手の不安が拭えず、中古住宅の購入は消極的な選択肢となっています。

 

設立の狙い
そこで、住宅の売り手・買い手のニーズにこたえるためにも、協議会は次の2つに取り組んでいます。

○中古住宅の価値を見直す。高める
○中古住宅市場を活性化させる
中古住宅の価値をどう高め、市場をどう活性化させるのか?
具体的な取り組みは今後、ご紹介していきます。

 

多様な業種が連携
協議会には、一般社団法人「静岡木の家ネットワーク」に加盟する静岡県西部の工務店や設計事務所、不動産会社、不動産鑑定士、金融機関などが参加しています。
専門性を持つ各メンバーが連携し、売りたい方・買いたい方をサポートできる点が強みです。

 

国交省事業
静岡ストックハウス流通促進協議会は、国土交通省の2017年度「住宅ストック維持・向上促進事業」の対象事業です。

☆静岡ストックハウス流通促進協議会
http://stockhouse-s.com/

コラム

《プロフィール》
代表取締役 一級建築士
桑原 人彦
江戸時代から続く大工の家系に生まれ、設計事務所での勤務経験を経て、父親から桑原建設を継承。創業以来50年以上に渡って約700棟の家づくりに携わった経験を生かし、打ち合わせから設計、施工監理までワンストップで対応。(一社)静岡木の家ネットワークの代表理事も務める。