Column | 豊かさを彩るフォレストガーデン |
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2016.08.11
部屋の照明は明るければ明るいほどいい、というわけではありません。
こんにちは。「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設・代表取締役の桑原人彦です。
夏休み中のお子さんたち、早寝早起きの生活ができていますか?
もし、毎日夜更かしをしてしまうようなら、部屋の照明環境を注意してあげるとよいかもしれません。
人間は、メラトニンという物質が多く放出されると、眠くなるということは、一般に広く知られるようになりました。このメラトニンは、照度が低い場所にいるときに、脳からたくさん放出されます。明るい場所ではメラトニンの分泌が抑えられ、人は目覚めています。
人間が昼に覚醒し、夜に眠たくなるサイクルは、このメカニズムのおかげで保たれているんですね。
ところが、夜でも明るい環境にいると、昼間と同じようにメラトニンの放出が抑制され、眠たくなりません。照明が非常に明るい部屋で過ごしていると、なかなか眠くならないのです。
オススメは、日が暮れて、夜になるのに合わせて、照明の明るさを下げていくことです。たとえば、夕食のときには、100ルクス。これは、8畳の部屋を70~100形の蛍光灯で照らしたときと同じくらいの明るさです。食後の団らんでは、その半分より少し明るいくらい。睡眠前のリラックスタイムには、夕食時の3分の1くらいの明るさ、といったようにです。
これにより、メラトニンの分泌が促され、スムーズに眠りにつくことができます。
イエタテ 新築施工例