Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2014.02.06

浜松の工務店 桑原建設が教える!ヨーロッパ諸国の窓と日本の窓の性能の違い②

前回は、韓国の最低基準と推奨基準と照らし合わせ、日本は韓国にも窓の性能が劣っているというところまでお話いたしましたね。
今回は韓国だけでなく、中国とも比較してみたいと思います。
未だに“工業製品の品質は日本のほうが上だ”という方も多いかと思いますが、実は中国の方が、日本よりもはるかに基準の高い商品性能を誇っています。
風土は違えど、気候など同程度の地域で使用されている商品で比べてみると、中国の基準と日本の基準の差が激しいことがわかります。

もし仮に、日本で一般的な基準を持つ商品を中国に輸出しようとした場合、そのほとんどが中国基準を下回ってしまうのが実状。

日本の大手2大メーカーの最高レベルの商品でしかクリアができないほどです。

しかもこの基準は1~3年以内にさらに引き上がる予定。この先もますます日本と諸外国との差が開いていってしまうことは目に見えています。
さらに、日本のサッシの売れ筋商品の70%は、U値4.65の商品という現実。
大手住宅メーカーの標準的なものがU値3.5~2.9。国産で一般的に流通している最高峰のものでも、U値2.3程度でしかありません。
つまり、日本の約70%のサッシが、韓国や中国では『使えない』ということになってしまうのです。
いかがでしたでしょうか?ちょっと難しい話になってしまいましたが、日本と諸外国とでは、窓の性能にこんなにも差がでているのです。
桑原建設ではお客様のニーズにお応えし、よりよい家づくりをご提案できるよう、今後も様々な情報をお届けしてまいります。