桑原建設では、1985年当時のエネルギー消費生活を実現し、エネルギー消費の在り方をもう一度見つめ直そうという運動に賛同しております。
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今回は、「forward to 1985 energy life」という運動の要点をご紹介していきます。
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「1985に進む意義~原子力発電がなくなるかもしれない~」
福島原発事故のあと、まずはシンプルに「原子力発電をなくせる電力消費の状況を考えてみよう」と試みました。原子力発電をなくすには、現実にはたくさんのことを考えなくてはなりません。しかしそれでもシンプルに考えてみました。
まず、日本全体で使っている電気の内、どのくらいが原子力で賄われているか調べてみました。
2007年当時の日本全体で賄われていた電力量の内、原子力発電分は約2割程度。それ以外はすべて火力発電などで賄っていました。
そこで調査をしていくと、1985年当時の日本全体の電力消費量は、2007年当時の火力発電分とほぼ一緒だということが分かりました。
みなさんお分かりですね?1985年当時の電力量に戻しさえすれば、原子力はいらないんです!
「原子力すべてをなくす」ことはなかなか難しいとしても、家庭で使う電気を半分にすれば、原子力でつくっている電力も半分になるということなんです。
昔と今とでは電力消費量も違いますが、工場や事務所も節電を進められれば原子力で電気をつくらなくても、それ以外で全然賄えてしまうんです!ということは、原子力発電をなくすこともできるということですね。
ただ、実際には1985年にも原子力発電は稼働していたので、電力消費の状況を変えるだけでは問題解消!とはいかないのです。
しかし、「原子力発電をなくそう」という意志を持って1985年の状況に進めば、原子力をなくすことだってできるんです。
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また次回に詳しくご説明しますね!