Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2016.09.08

抗酸化力・免疫力アップに役立つ「フィトケミカル」とは?~浜松市のマルベリーハウス(桑原建設)

「フィトケミカル」って、知っていますか?

こんにちは。「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設の桑原佐紀です。

 

フィトケミカルというのは、野菜や豆などの色素、アク、香りなどの成分から発見された化学物質のこと。ギリシャ語のphyto(植物)と、英語のchemical(化学物質)からできた言葉です。

 

フィトケミカルは、抗酸化力や免疫力の向上に役立つと期待され、研究が進められています。例えば、白血球が減って免疫力が低下した人たちに、フィトケミカルを含むスープを飲んでもらうようにしたところ、白血球が増えたケースもあるそうです。(「ガンにならない3つの食習慣 ファイトケミカルで健康になる!」高橋弘、ソフトバンク新書)

 

ニンジンに含まれるα-カロテン、やはりニンジンやカボチャに多いβ-カロテン、トマトのリコペン、ブルーベリーやナスに含まれるアントシアニンなども、フィトケミカルです。

緑茶のカテキン、唐辛子のカプサイシン、レモンのリモネンなども、フィトケミカルの仲間ですよ。

 

ところで、このフィトケミカルがたくさんつまっているのは、野菜のどの部分でしょう?

皆さんは、野菜の皮や、皮と実の間には栄養があるという話を聞かれたことがあるかもしれません。同じように、フィトケミカルも料理に使われない野菜の皮や切れ端に凝縮されています。

皮のほかには、植物の生命力が込められた種やワタ、「生長点」と呼ばれるヘタや芯にも豊富に含まれています。

 

そこで困るのは、「野菜の皮やヘタなんて、食べられない…」ということですね。

実は、フィトケミカルを効率よく摂取でき、しかも簡単で美味しい方法があります。それは、フィトケミカルのスープ。スープのつくり方や、楽しみ方については、次の機会にお伝えしますね。

 

イエタテ 新築施工例  

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