Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2017.02.28

天然乾燥させた木材を構造材として使っています~浜松市のマルベリーハウス(桑原建設)

家の骨組みになる部分に、天然乾燥を行った木材を使っています。

 

 

「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設では、構造材に「天然乾燥材」を使用しています。

こんにちは。「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設の代表取締役・桑原人彦です。

 

山で伐採されたばかりの木材は、水分を豊富に含んでいます。丸太から製材されても、まだたくさんの水が残っています。このような状態で家を建ててしまうと、家ができてから木材の乾燥が進んで収縮し、歪みや変形の原因となります。そのため、家の構造材として使う前に、木材を乾燥させる必要があります。

 

木材を乾燥させるときは、風通しよく積み上げます。その後、乾燥機を使用せずに、太陽熱と風によって水分を自然に蒸発させたのが、天然乾燥材です。

木材を天然乾燥させるためには、平均で半年~1年ほどかかります。太い木材の場合、さらに年月がかかることがあります。

 

「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設が、構造材に天然乾燥材を使う理由はいくつかあります。その1つは、木が持っている色合い、香りを大事にしたいから。天然乾燥材は木の組成が生きています。その証拠として、建築から何百年も経った神社や仏閣の改修工事の際、木を削ると芳香とキレイな木肌が現れます。

木の本来の組成を失わせずに木材として使うことで、何代にもわたって使える建物が生まれるわけです。

 

「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設が天然乾燥材を採用する理由は、ほかにもありますので、次の機会にご紹介します。

 

☆桑原建設のモデルハウス:「Mulberry House(マルベリーハウス)」

日時:予約していただければいつでも対応致します

住所:浜松市中区富塚町2808-1

 

イエタテ 新築施工例  

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