Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2016.01.30

勝手口の近くに育ったハーブをちょっと摘んで料理やお茶に。おいしい、楽しいパーマカルチャー

勝手口の近くに育ったハーブをちょっと摘んで料理やお茶に。おいしい、楽しいパーマカルチャー
桑原建設のモデルハウス「Mulberry House(マルベリーハウス)」では、「パーマカルチャーガーデン」をつくったり、「パーマカルチャーツアー」の報告会を開いたりと、これまでに何回かパーマカルチャー関連の情報を発信してきました。
でも、まだまだ「パーマカルチャーって、なんだろう?」と思われる方が、たくさんいらっしゃるはず。そんな方たちに、まずお伝えしたいのは、パーマカルチャーは難しい考え方でもなければ、なにか特殊なことを実践しているわけでもありません!ということです。
パーマカルチャーとは、パーマネント(permanent 永続する)とアグリカルチャー(agriculture 農業)、それにカルチャー(culture 文化)を組み合わせた言葉で、パーマネント・アグリカルチャー(永続的農法)とパーマネント・カルチャー(永続的暮らし)の2つの意味があります。1970年代、オーストラリア・タスマニア島(北海道より小さい!)の動物学者と生態学者が完成させた理論です。「自然と調和した持続可能なライフスタイル」をつくりあげることを目指しています。
パーマカルチャーにはいろいろな行動指針や基本原則があるのですが、そういった難しいことは興味がわいてから学べばOK。パーマカルチャーの実践は、楽しくて、快適で、美味しいことばかりです。
例えば、勝手口の近くの小さなスペースで多様なハーブを育て、来客があったらちょっと摘んで新鮮な香りのハーブティーを楽しむ…というのも、パーマカルチャーの考え方の実行と言えます。
自然体で楽しめるパーマカルチャーの話題をこれからもお届けしていきますね。