Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2016.03.24

「気さく」という言葉は、「木」から生まれた?~浜松の注文住宅・マルベリーハウス桑原建設

「気さく」という言葉は、「木」から生まれた?
「気さく」とは、「気性がさっぱりして、物事にこだわらないこと。打ち解けて気軽なさま」(広辞苑・第5版)「気さくな人」という表現をよく使いますね。
この「気さく」は、「木」と「削(さく)」から成ったという説があります。木を削ると、木くずが出ます。腕の良い大工さんがカンナで削った木くずはとても薄く、フワフワと軽いものです。

木くずの軽さから、「削(さく)」とう言葉も「軽い」という意味を持つようになり、気軽なさまを「気さく」と言うようになったそうです。
ところで、「気さくな人」と似たような表現で、「気が置けない人」という言い方があります。気詰まりでない、気遣いしなくてよい人ということです。
しかし、近ごろは、気を許せない人、油断できない人という意味で使われることが多くなりました。

2006年度に文化庁が行った「国語に関する世論調査」では、「その人は気が置けない人ですね」という例文を挙げ、「気が置けない」の意味を尋ねました。その結果、60歳以上を除いたすべての年代で、「相手に気配りや遠慮をしなくてはならないこと」という回答が最多でした。
みなさんは、どちらの意味で「気が置けない」を使っていますか?
文化庁月報 平成23年12月号(No.519)
イエタテ 新築施工例  

http://www.sumailab.net/kuwabara/works.html

<広域>

<詳細>