Column | 豊かさを彩るフォレストガーデン |
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2017.04.18
ミツバチを知ることで、地域の自然を知ることにつながります。
ニホンミツバチの巣箱をつくるワークショップをトランジションタウン浜松の仲間たちと開催した「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設。
ニホンミツバチについて学ぶことで、地域の植物や地形、今まで気付いていなかった自然の恵みがわかるのでは? という思いがありました。
ニホンミツバチのエキスパートである白金丈英さんが講師を務めてくださったワークショップでは、ニホンミツバチの生態や飼育についての知識を学んだほか、木製の重箱式巣箱を実際に組み立てました!
日本の在来種であるニホンミツバチについては、初めて知ることや驚くことがたくさんありました。
例えば、ハチというと、人間や動物を刺すイメージがありましたが、ニホンミツバチは性質が温厚で、こちらからちょっかいを出さなければ、刺されないこと。
セイヨウミツバチは人間が家畜化したもので、飼育しやすく、安定した量の蜂蜜を採蜜することが可能な反面、病気に弱いこと。
一方でニホンミツバチは病気に強く、抗生物質などの薬品を使わずに飼育できること。
また、ニホンミツバチの蜜は1年に1度しか採れない代わりに高品質で貴重なこと…。
ワークショップをきっかけに、ニホンミツバチやハチミツについて調べると、自然とミツバチ、そして人間のつながりがよく分かってきました。
自然がくれた“医薬品”としてのハチミツにも興味津々。
これからも皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。