Column | 豊かさを彩るフォレストガーデン |
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2018.10.23
手をかけながら使うに値するもの。
手入れをしながら、直しながら使い続けたいと思わせてくれるのが、手仕事の建具などです。
■どんなものを手仕事でつくれる?
室内ドア・戸やキッチン、洗面台などの設備は、メーカーの工場で製造されたものを家に運び込み、設置することが多いと思います。
このようなメーカー品ではなく、手仕事の品を取り入れられるのが、「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設で家を建てる魅力の1つです。
例えば、次のようなものを手仕事でつくれます。
建具(室内ドア・戸、収納扉など)
キッチン(シンクや水栓金具以外)
洗面台(洗面ボウルや水栓金具以外)
■時を刻むほどに美しくなる
建具など、人の手が触れる部分ほど感じられるのが、経年美化です。
手の脂が木に染み込み、時間が経つにつれてあめ色などに変わっていく楽しみがあります。
家族の成長とともに建具が育っていくようで、愛着がわきますね。
それに対し、化学製品からできた化粧板などは新品のときが美しさのピークで、だんだんと見た目のよさが失われていきます。
■手仕事に廃番はない。だからいつでも直せる
手仕事の品なら、直しながら使い続けられます。
メーカーでつくられた工業製品の建具やキッチンでも、不具合が生じたり壊れたりしたときには修理できるのでは?
そう思われる方が多いかもしれません。
しかし実際には、生産が終了し廃番になってから時間が経過した製品の場合、メーカーが部品を保管していないことが多いのです。
結局、一部に不具合があるだけにもかかわらず、大規模な交換を強いられることになります。
その点、手仕事によって生み出された品なら、不具合を直しながら長く使い続けることができます。
つまり、初期費用は手仕事の方が高い傾向にあるものの、長い目で見れば、その後のランニングコストを低く抑えられます。
■相談できる
手仕事の建具、キッチン、洗面台などは、ニーズに応じて細かな点まで配慮した設計ができます。
使い始めてから手直しすることも可能なので、生活スタイルの変化にも対応できます。
☆桑原建設のモデルハウス:「Mulberry House(マルベリーハウス)」
日時:予約していただければいつでも対応いたします
住所:浜松市中区富塚町2808-1
《プロフィール》
代表取締役 一級建築士
桑原 人彦
江戸時代から続く大工の家系に生まれ、設計事務所での勤務経験を経て、父親から桑原建設を継承。
創業以来50年以上に渡って約700棟の家づくりに携わった経験を生かし、打ち合わせから設計、施工監理までワンストップで対応。(一社)静岡木の家ネットワークの代表理事も務める。