Column | 豊かさを彩るフォレストガーデン |
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2018.04.05
「女性建築士スキルアップセミナー」を受講して、あらためて認識したことがありました。
1つのことを深く知っている人は、やはり強い。
工務店にとって、そういう方たちとのパイプは大事だな…ということです。
こんにちは。「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設の桑原佐紀(二級建築士)です。
2017年4月から1年間、月1回のペースで、「女性建築士スキルアップセミナー」に通いました。
■女性建築士が前向きに働けるように
このセミナーの講師は、一級建築士事務所エルデコール代表の鈴木友美子・一級建築士と、
二級建築士事務所 生活工房nana代表の柳生七恵・二級建築士でした。
女性建築士は増えていますが、それでもまだ多いとは言えません。
女性建築士が能力を発揮できる場も、少ないのが現状。
そこで、「たくさんの知識とスキルを身に付けて、
少しでも前向きに仕事に向かえるようになってほしい」と、
始まったのが、「女性建築士スキルアップセミナー」です。
■さまざまな方たちが受講していました
受講者は建築士ばかりではなく、建築士を目指している方や、
インテリアコーディネーターとしてご活躍されている方もいらっしゃいました。
そのため、セミナーの内容は建築の専門的なお話だけではありませんでした。
女性建築士がどのように建築の世界と関わっているのか?
女性ならではの強みはなにか?
といったお話が聞けて、とても勉強になりました。
■建築士が一目置くコーディネーター
冒頭にも書いたように、セミナーで再認識したのは、
1つのことを深く知っている人は強いということです。
実は私、住宅の設備機器メーカーに務めた経験があり、
水回りの知識には自信があります。
でも、その他の分野はそれほど…と、コンプレックスを持っていました。
ところが、セミナーの講師を務められた家具コーディネーターや、
内装のコーディネーターのお話を聞き、考えが変わりました。
当たり前ですが、その方たちは家具・インテリアについて、すごく詳しい。
建築士が一目置くくらい、その分野を知り尽くしています。
だから、建築士は信頼して仕事を委ねることができるそうです。
■私も1つの分野に特化した方がいい?
コーディネーターの方たちのお話を聞いてから、
私はどういうところを強みにして、お客様のお役に立てばいいんだろう…
と考えています。
私もなにか1つの分野を伸ばした方が、
当社の社長(一級建築士)のサポートにつながるのか?
建築士2人の工務店なので、私もオールラウンダーの方がいいのか?
といったことです。
どちらにしても、はっきりしているのは、女性建築士ならではの、
お客様に喜んでいただけるポイントを大事にしたいということです。
例えば、お施主様が相談しやすいとか、
奥さまに「この人なら、わかってくれそう」と感じていただくとか、
暮らしが便利になるちょっとした工夫を設計に活かせる、といったものです。
■鈴木友美子・一級建築士とのコラボレーションで生まれた家
★Tender Haus 「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設 施工事例
https://goo.gl/bTp6yy
■一級建築士事務所 エルデコール
http://eldecor-arch.com/
■二級建築士事務所 生活工房nana
http://lifedesign-nana.com/