Column | 豊かさを彩るフォレストガーデン |
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2018.05.31
基礎の貫通部分は、少なければ少ないほどいい。
これに同意してくださる方は、多いのではないでしょうか。
家を支えるコンクリートの基礎には、配管を通すための穴を空けなければなりません。
でも、建物の耐震性・耐久性を維持するためには、穴が少ないほうがよさそう…。
住宅の専門家ではない方でも、そう思われると思います。
■メンテナンス
配管を基礎にどのように通すかは、住み始めてからのメンテナンスにも関係してきます。
もし、キッチンやトイレなどにつながる配管が、地面や基礎に埋まっていたら。
例えばトイレの配管がつまったとき、基礎のコンクリートを削らなければならないかもしれません。
たった1箇所のつまりや漏水を修理するだけでも、大規模な工事が必要となり、費用も高くなってしまいます。
■サヤ管ヘッダー工法
そこで、「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設では、「サヤ管ヘッダー工法」という方法を採用しています。
この工法では、配管よりも太い樹脂製のサヤ管をコンクリートに通し、そのサヤ管の中に配管を通します。
また、「ヘッダー」というユニットから、給水・給湯の管が分かれています。
サヤ管ヘッダー工法なら、配管が劣化し、交換しなければならなくなったときにも、コンクリートの基礎を壊すことなく、配管を抜いて取り替えることができます。
メンテナンスが簡単になり、家の維持費を抑えられます。
■安定した水量
サヤ管ヘッダー工法には、ほかにもメリットがあります。
この工法では、ヘッダーから家の中の水栓まで、途中に分岐がありません。
そのおかげで、2つ以上の水栓を同時に使ったときでも水の量が変化しにくく、安定した水量で水・お湯を使えます。
■結露が起きにくく、保温効果も
サヤ管ヘッダー工法では、サヤ管の内部にある空気が断熱効果を発揮します。
そのため、給水管がむき出しになっている場合と比べ、結露が生じにくくなります。
また、給湯管の保温効果も期待できます。
「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設では、基礎の耐久性や、将来のメンテナンスを考えて、配管をコンクリートに通す工法や、給水管の分配方法などを選択しています。
そのほかにも、長く快適に住まえる家づくりのため、見えないところに様々な工夫を施しています。
関心をお持ちの方は、ぜひMulberry Houseのモデルハウスでお尋ねください。
☆桑原建設のモデルハウス:「Mulberry House(マルベリーハウス)」
日時:予約していただければいつでも対応致します
住所:浜松市中区富塚町2808-1
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