睡眠時間が長ければ長生き?
日本人の睡眠時間は5~6時間。日本は、世界で最も睡眠時間が短い国の1つです。
しかし、睡眠時間が長ければ良いかというと必ずしもそうではありません。
睡眠時間と死亡率の因果関係を調べた研究では、最も死亡率が低くなる、つまり長生きになる睡眠時間はおよそ7時間であるとわかっているそうです。それより短くても、長くても死亡率は上昇します。
長時間睡眠をとっている人は、夜に十分寝ていると思われがちです。しかし、その中には、“夜ふかし・朝寝坊タイプ”もたくさん含まれています。そのような人たちは、夜にしっかりと寝ておらず、昼間にもちゃんと起きていないことが多いそうです。
江戸川大学の福田一彦教授の研究によると、このような睡眠の乱れが心身に様々な問題を引き起こすことがわかっています。動脈硬化、うつ病、乳がんなどのリスクが、不適切な睡眠と関連するというデータもあります。
健康的な生活のためには、規則正しい睡眠を心がけることが重要です。平日の睡眠時間が不足しているからといって、休日にまとめて寝るようなことは避けるべきです。故意に時差ぼけを作っているようなもので、余計に睡眠が不規則になってしまいます。
同じように、長い昼寝もよくありません。長く寝てしまうと夜の寝つきが悪くなります。
睡眠時間が長ければ健康・長生きというわけではなく、規則正しい睡眠こそが大切ということですね。
次回は、睡眠と住環境の関係についてお伝えします。
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