Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2014.12.23

玄関までのアプローチで家をオシャレに演出♪浜松の工務店 桑原建設

由緒ある寺院やお屋敷などでは、門から玄関までをことさら長くしたり、奥行きを感じさせるよう、あえてアプローチを曲げてみたりと、アプローチの演出は格式を感じさせるためには欠かせないものでした。
敷地の狭小化が進んだ昨今では、アプローチを長くとることは困難です。
とはいえ、道路からすぐ玄関ドアでは身の危険も感じてしまいますし、家の中が丸見えになってしまうのも困ります。
距離をとる以外にも植栽や仕上材を工夫して、視線を遮ったり、ずらしたりするとよいでしょう。
玄関前のポーチを含めて、感じのよい場にしたいものです。
訪れる人の心がなごみ、暮らす人が愛着を持てるつくりが理想です。
このアプローチ1つで、住まいの印象を左右する家の顔ともいえる存在になるのです。
アプローチは、外と内をつなぐ空間になります。
つまりは「間」のようなものです。自然な流れになるよう、グラデーション的な役割を考えながら、門扉や塀とともにトータルに考えていきます。
「道路を歩いて、遠くから塀や建物が見えてくる、門をくぐる、アプローチを歩く、ポーチに立つ、ドアを開ける、玄関に立つ」というように、順序立ててシミュレーションしてみてください。
緑がいっぱいの生け垣、道路より引っ込んだモダンな門、床のレベル差や段差を利用した変化をつけたアプローチとイメージをつくりあげます。このプロセスで大切なのは、心の変化をうまく誘導するような工夫をしておくことです。
例えば、なるべく歩かせるようにアプローチを長くとってみたり、植え込みで視線を楽しませる階段や段差などレベルの高低で、心理的な変化をつけたりします。
この細かな工夫で、家の印象もグンと上がることもあります。
わたしたち桑原建設がモデルハウスとして建てている「Mulberry House(マルベリーハウス)」にも、このようなこだわりのあるアプローチや庭を設置しております。
詳しくお知りになりたい方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。