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2013.07.26

桑原建設の施工実績～ＥＣＯ住宅編～

今回は、桑原建設の施工実績をご紹介！
紹介させていただくのは、パッシブハウス（無暖房住宅）でオール天竜材を使用した、光熱費ゼロの住宅。
浜松市北区のＫ様のお宅です。
のどかな田舎風景にたたずむＫ邸は、親子３代が暮らす二世帯住宅。
ご主人は３５年以上も「桑原建設」の大工を務めた方で、もちろんこの家にも棟梁として携わっています。
Ｋ邸の構造材は、すべて天竜の山から伐採したＦＳＣ認証材を使用！
（※ＦＳＣとは「Forest Stewardship Council（森林管理協議会）」の略称）
１階の親世帯は、カバザクラの床が足裏に心地よく、現しの梁（はり）に心が癒される空間です。
大きな窓から自然の光と風をたっぷり採り込めるため、エアコンはほとんど使う必要がありません。
２階の子世帯は天竜ヒノキを床に使い、１階とのメリハリをつけました。
窓越しには３６０度緑の大パノラマが広がり、季節の移ろいを感じながら暮らすことができます。
生活サイクルが違うため、キッチンは別々に設けましたが、玄関と浴室を二世帯共有にしたことで、コミュニケーションを図ることができるようになっています。
玄関ホールの吹き抜けを通して、お互いの気配を常に感じ合えるのも安心です。
地元の木を贅沢に使って、無限の太陽エネルギーを上手に活用したパッシブ設計の住まいは、賑やかな大家族の暮らしを健やかに支え続けていくと思います。
これからの生活も、きっと心地よく送っていただけるはずです。
次回は、Ｋ様からいただいたお声を紹介させていただきます！ぜひご参考にしてください。

【ＦＳＣ認証材について】
ＦＳＣ認証を取得した木材は「どの山の木材なのか・どのような製品なのか」木材の切り出しから製品に至るまでの経緯が、たどれるようになっています。
実は、木材は流通経路が非常に複雑で、木材の原産地を把握するのは難しいのです。
ＦＳＣ認証を取得しているということは、適性に管理された森林から生まれた木材を使用していることが証明されているということです。