桑原建設では、1985年当時のエネルギー消費生活を実現し、エネルギー消費の在り方をもう一度見つめ直そうという運動に賛同しております。
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今回も、「forward to 1985 energy life」という運動の要点をご紹介していきます。
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「1985年と“今”を比べるとおもしろいことが見えてくる」
1985年を取り上げているのは、とくに1985年が特別な年であるからではありません。
1984年でも1986年でも問題はないのですが、キリのいい数字ということでお考えください。
そうしたことを念頭においていただいて、1985年と今とを少し詳しく比較してみます。
現在の家庭の電力消費量と、1985年当時の電力消費量を比べてみると、約2倍くらい現在の方が電力を消費しています。
これは家電製品の増加や発達などが原因の1つでもあるのですが、1985年当時の暮らしも今とさほど変わりはありません。
しかし、電力消費量で考えると2倍の差が出てしまいます。当時と今とで暮らし方が変わっていないのであれば、「本来の電力消費量に戻すことができる」という結論に行きつくのです。
突然、「今日から1985年当時の電力消費量に戻す」ことは難しいと思いますが、これを半分にすることができれば、原子力や化石燃料による火力などの発電量を半分以下に削減することができるのではないでしょうか?
また、家庭での省エネや節電に取り組もうと考えた時、「我慢、面倒」というマイナスイメージが浮かんでしまう人も多いかと思います。
実際、省エネ家電に買い替えをしたり、エアコンの設定温度を抑えたり、より消費電力の少ない扇風機などを使ったりと既に皆さん努力をされており、これ以上の節電…ということもなかなか難しいのではないでしょうか。
しかし、住宅自体をエコ住宅にしていけば、無理をせず快適で健康的に電力消費量を抑えることができるんです。
住宅の作り手の立場として提案できる、省エネ=「快適、健康」・・・そして省エネに楽しく取り組んでいける為の知恵や工夫があるのです。
太陽や風といった自然の恵みと上手くつきあう暮らし・・・桑原建設が推奨する、自立循環型住宅パッシブデザインの家は、自然エネルギーを十分に活用し、日々にプラスアルファの生活をもたらしてくれると考えます。
「forward to 1985 energy life」という運動を通してみなさまに省エネの大切さをご理解いただけることができればと思っています。