静岡は北海道よりもヒートショックが多い?!
今回は、Mulberry House桑原建設がある静岡県の地域性とヒートショックの話題です。
人の体温と外部環境の温度差により引き起こされる健康被害が、ヒートショックです。寒い冬に暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に移動すると、血圧が一気に上昇します。これにより、脳卒中・心筋梗塞などを発症することがあります。また、熱いお湯に入ると血圧が急に下がり、意識障害を引き起こす恐れがあります。
では、静岡県のように温暖な地方と、寒い地方では、ヒートショックの起こりやすさに違いはあるのでしょうか。東京都健康長寿医療センター研究所が、高齢者1万人あたりの入浴中心臓機能停止件数を都道府県別に調べたところ、北海道や青森県などの非常に寒い地方の発生件数が少ないことがわかりました。静岡県は、それらの道県よりも多く、全国7位の件数でした。
同センターは、寒冷地の件数が少ない理由として、高気密・高断熱住宅や、全館暖房を採用している住宅が多いため、居室間の温度差が小さいことを挙げています。
気候に恵まれた静岡県に住む私たちは、家の暖かさを切実な問題としてとらえてこなかったかもしれません。しかし、1人ひとりが健康であることをベースに、家族の幸せについて考えていくとき、温熱環境の整備は家づくりの基本中の基本と言えます。
家の中の温度差が小さく、どの部屋でも快適な室温で暮らせる家を体感されたい方は、ぜひMulberry Houseへ遊びにきてくださいね。
イエタテ 新築施工例