Column | 豊かさを彩るフォレストガーデン |
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2015.02.15
バレンタインのチョコレートを妻からもらったのですが、そのチョコレートというのはフェアトレードの基準で取引されたチョコレートでした。
フェアトレードとは・・・生産者が人間らしく暮らし、より良い暮らしを目指すため、正当な値段で作られたものを売り買いすることです。
わたしたちの身の回りにあるモノの多くは、たくさんの国や人の手を渡って日本に届いています。例えば、Tシャツなどの綿製品は、畑で綿を栽培・収穫し、工場で糸にして、布にし、色を染め、縫製という工程を経てようやく1つの製品が出来上がります。
しかし、その裏側には、十分に生活することができない賃金で働き、貧困に苦しむ途上国の生産者たちがいます。その中には、児童労働者として働き、教育を受ける機会を奪われている子どもが多くいます。
いわゆる途上国と先進国、または企業間の取引がそもそもフェアじゃないから、こうしたことが起きます。だから、フェアな取引をして、お互いを支え合おうというのがフェアトレードのコンセプトです。
フェアトレードの基準には、労働者に適正な賃金が支払われることや、労働環境の改善、自然環境への配慮、地域の社会・福祉への貢献などが含まれ、「子どもの権利の保護」および「児童労働の撤廃」も盛り込まれています。
詳しくはこちらをご覧ください。http://acejapan.org/childlabour/report/fairtrade/
1年に1回のイベントのチョコレートですが遠く日本にいる私たちでも出来る事はあるんですね。フェアトレードの商品はチョコレート以外にもあるのでちょっと値は張りますが私たちの日常の生活の中でも少しでも世の中のために役に立つことがあれば出来るだけ協力したいと思います。