Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2014.10.21

「自然の力を最大限に利用した家の建て方!①」浜松の工務店 桑原建設

家を建てるときには、必ず図面があります。
その図面を見て思いをはせるのもいいかと思いますが、家とはそもそも立体的なもの。
家を建てる上で、立体的な縦の空間としてとらえながら、家づくりを進めていくと良い家が建つと思います。
また、そうすることで、自然の力を最大限に生かす家づくりをすることができるんです。
自然の力を利用するために「断面で考える 採光・通風」!
間取りを縦に考え工夫することで、太陽光や自然風を効果的に取り入れることができ、省エネにもつながる家づくりをすることができます。
昼間の太陽光は、照明の代わりになります。
直射光が入らなくても、窓があれば室内の明るさを確保できます。このとき、窓の位置は高い方が奥まで光が届きます。
また面積が同じであれば、縦長の窓の方が、周囲の障害物の影響を受けにくく、均一な明るさを得られるんです。
自然風は、夏の夜や春・秋の冷暖負荷を減らすことができます。
その地域の卓越風の向きを調べて、うまく風が抜けるように窓の配置を考えておく必要があります。
家全体の空気を立体的にとらえ、低い位置から取り入れた空気を、高い位置から排出する。
こうすることで、多少の風があるだけで効果的に換気がおこなえるようになります。
その他にも日射熱や樹木を上手く利用することで、さらに快適でエコな住まいにすることができるんです。
次回に続きます。