Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2015.02.03

「古民家再生プロジェクト!」浜松市のパッシブ新築注文住宅・リフォームの桑原建設

少し前のお話になりますが、ある方との出会いで、古民家再生プロジェクトのお手伝いをさせていただきました。
きっかけはというと、その方が春野町で古民家を借りることになり、10年ほど空き家にしてあったため、改修工事が必要とのことでしたので、お手伝いさせていただきました。
古民家というと、建造されてから時を経た民家のことを指してそう呼ぶのですが、大体大正以前に建てられた家のことを呼ぶことが多いですね。
そのくらいの時代の建築方式には、釘などを使わない伝統的日本建築で建てられた家が多く、古き良き時代を感じさせてくれます。
ここ最近では田舎暮らしへの関心も高まり、とても身近になった言葉でもありますね。
こういった古民家というのは、家自体が生きているような感覚にもなります。
永い年月を経て、その経年劣化により塗装では出せない味わいや風合いを持っていますね。
また、古民家といっても、現代の建造物の礎となったものでもあります。
欧米の文化が日本に入ってきてからというもの、欧米風の家が多く建てられるようになりました。
しかしながら、日本の気候・風土に合っているかと考えると、疑問を感じてしまいます。
日本で家を建てるなら、日本で採取された材木を使うことの意味を改めて考えることができました。
この経験から、昔ながらの日本の住まいの良さや、快適に暮らすための工夫、自然環境を損なわないエコな家の重要性をヒシヒシと感じました。

イエタテ 新築施工例  
http://www.sumailab.net/kuwabara/works.html