「オフグリッド生活」を始める人たちが、話題になっています。
グリッドというのは、電力会社の送電網のことです。つまり、オフグリッドというのは、家と送電網がつながっていない生活のこと。電力会社から電気を買うことも、家で発電して余った電気を売ることもしません。
なんだか、大変そう?
たしかに、太陽光発電設備の大きさや、家族の人数などによっては、かなり頑張らなければオフグリッドを実現できないケースもあるようです。ただ、「完全オフグリッド」にこだわらず、消費電力を抑える工夫を楽しみながら暮らす家族は、増えています。
電気を自宅で起こすとなると、現時点では太陽光発電システムの活用が一般的です。ところが、太陽光パネルは曇りの日には発電量が落ち、雨や雪の日が続くと、ゼロになってしまいます。そこで、発電した電気を貯めておく蓄電池を使うことになります。蓄電池の性能が上がっていけば、オフグリッド生活はそれほど難しいことではなくなると言われています。
あとは、消費する電気をできるだけ減らすこと。高気密・高断熱で、暖かさや涼しさを大切にするお家なら、エアコンを何台も取り付けなくてもOK。エネルギーをたくさん使う給湯は、太陽の熱で水を温める太陽熱温水器を使う方法もあります。煮炊きにはガスを選択してもいいですし、照明をLED機器にすれば節電だけでなく電球・ランプが長持ちします。
オフグリッド生活のお話は、いかがでしたか? 完全オフグリッドとは言わなくても、できるだけ電気を使わない家に住みたい!という方は、たくさんいらっしゃいます。家の中の1部屋だけオフグリッドを目指すという例もあります。桑原建設はこれからも、そんな暮らし方を提案していきます。
イエタテ 新築施工例