Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2013.06.21

壁一つにも表情を。職人の技が活きる仕上げ【塗り壁】②

さて、前回は桑原建設が珪藻土を使った「塗り壁」をオススメする理由を大まかに3つご紹介しました。
今回はその3つについてそれぞれ詳しくご紹介したいと思います。
①化学物質を含まないため、身体に良い
ホルムアルデヒドなど、シックハウス症候群の元となる有害物質を分解。病院の壁にも使われています。また不燃性の無機質素材を主成分としており、火災の際にも延焼を防ぎます。
②吸湿効果を持っている
珪藻土の素材が持つ細かな孔(目に見えない隙間)により、部屋内の湿度を適度に調節し、カビやダニを抑える効果があります。
③職人さんでしか成し得ない技術で仕上がりに味が出る
本物の天然素材は、粒子も粗く、細かな作業は難しいもの。天然素材を用いての塗り壁は、高い技術をもつ職人さんでしか成し得ない作業なのです。

塗り壁は、水で練ったあとにコテで塗って仕上げます。あらかじめ形の決まったものではないため、壁の質感の粗さ、凹凸の作り方など、仕上がりや表現には無限のスタイルがあり、職人の技術がダイレクトに反映されます。
天然素材を主成分としているため、壁紙のように目地が無く連続的で自然な風合いになります。

工場で型をとって作られたものとは違う、手作業ならではの素材感と味わいを楽しめるのも魅力です。

いかがでしたでしょうか?塗り壁の魅力が少しでもお分かりいただけたでしょうか。
クロスに比べて多少のコストはかかってしまいますが、抑えられるコストは抑えて、味わい深さは表現できるようなスタイル。
桑原建設は、そんなスタイルを皆さんに提案していきたいと考えています。