QUALITY

施工品質管理

第三者機関による施工品質管理で
設計性能をブレなく実現

厳格な施工品質管理をするために
第三者検査株式会社NEXTSTAGEの「QualiZ(クオリツ)」を導入。
耐震性能も、断熱性能も、耐久性も最終的には施工精度がすべてです。

激変している住宅業界

今、日本の住宅業界は過渡期です。

度重なる地震や台風などの自然災害、電気代などのエネルギーの高騰、空き家増加など、これまでの日本の低レベルな住宅建築、また住宅政策に端を発する問題が、顕在化されるようになってきました。

それらの課題に対応すべく、品確法による耐震等級3や長期優良住宅制度などが策定され、20年かけて徐々に普及し始めています。

断熱等級も5,6,7が新設され、世界に取り残されていた日本の住宅の断熱性も、ようやく最低基準が作られたと言えるでしょう。長期優良住宅の認定基準も適正化が進んでいますし、その他にも住宅関連の法律が改正されるなど、家づくりを取り巻く環境はよい方向に激変しています。

しかし、法律や制度が変わったことであなたの家づくりが安心安全なものになるかというと、残念ながらそうは言えません。

施工品質管理は最後のピース

断熱性能はUA値、気密性能はC値、耐震性能は例えば基礎のコンクリート強度や配筋ピッチ、耐力壁の数や位置、偏心率や直下率などいくつもの基準があり、性能によっては数値で分かりやすく表示できるものもあります。それらは、住まい手側が施工会社を選ぶうえでの一つの目安になると思います。

しかし、どれだけ素晴らしい性能設計ができても、計算通りの数値を出すためには「施工の精度」が重要です。それに、数値では表しづらい住まいの耐久性も、取り扱う素材や施工が悪ければ劣化しやすくなるでしょう。施工品質管理はそれほどに重要なのです。

もちろん、自社でもしっかり品質管理することが大前提。ですが、人間はミスをするもの。チェックの目は少しでも多いほうがよいのです。また担当するスタッフ、職人さんによって品質が変わらないようにすることも非常に大事です。

QualiZでは工事に入る前に設計の段階で現場に渡す図面の監査もしています。図面による食い違いなども事前にチェックし、現場作業でミスや混乱が起きないようにまずは図面の段階から監査の目が入ります。

品質管理のチェックポイント

品質基準策定

桑原建設ではお家の引き渡し後、1年、3年、5年、10年目にそれぞれ定期点検を実施。
安心して長く住み続けていただけるようにしています。

各工程における理想の品質基準を作成し、分かりやすくまとめて各職人さん協力業者さんとも共有しています。

全10回の現場検査

工程別に全10回、詳細な現場チェックを行います。基礎や土台、屋根、構造躯体、防水シート、断熱材、内装、外装、完成時と、建物の品質、耐久性に関わる箇所を網羅して厳格な検査をします。その際は、認定を得た現場監査のスペシャリストが第三者として徹底的に監査を行います。

QualiZの現場検査は行政庁による法定の中間検査や性能表示制度の検査とは比べ物にならないくらい厳しい検査を行います。施工品質を上げることは誰のためでもなく、住まい手であるお施主様のためです。決して私たちの自己満足のために行っているものではありません。完成後も永く安心して住み続けていただくためです。

それが Mulberry Quality であり Mulberry Standard なのです。