MATERIAL

素材

「よいもの」を使い、
世代を超えて受け継がれる住まい。

20〜30年で解体される家ではなく、世代を超えて受け継がれていくことを目指して。ものづくりの原点とも言える素材づかいで、地域に誇れる住まいをつくります。

POINT1

地元・遠州地域で育った
優良な「天竜材」を使用します

私たちは、強度の高い自然乾燥材を使用しています。木材は伐採されてから30〜50年で硬さを増し、その硬度がおよそ100年以上にわたって続きます。上質な木材と確かな施工技術で、世代を超える長寿命な住まいが実現します。

また、地元木材を使用することは、自然環境を守ることにもつながります。輸送距離が短くなることで移動にかかるエネルギー消費を抑えます(ウッドマイルズと言います)。

伐採と植林は、山を育てる行為です。新たに植林された木々が育てばCO2を吸収する山に生まれ変わりますし、育った山は水を貯え、土砂災害を防ぐ役割も果たします。

木
POINT2

結露やカビ、ダニを抑える
珪藻土の塗り壁を内外で施工します

マルベリーハウスは、家の内外に天然の珪藻土の塗り壁を採用しています。

珪藻土は、細かな孔(目に見えない隙間)がたくさんあり、その孔を利用して水分を貯えたり、また吐き出したりして湿度を調整してくれます。高い調湿作用が、結露を防止し、カビやダニの発生を抑制してくれるということです。せっかく建てたマイホームが、結露でビシャビシャでカビっぽくなってしまってはいけません。

また、シックハウスの原因と言われるホルムアルデヒドについても、珪藻土ならば分解可能です。天然の珪藻土は、住まうご家族の健康にもつながる、たいへん優れた素材なのです。

珪藻土
POINT3

ガルバリウム鋼板・塗り壁・板張り
外壁はメンテナンスコストを重視します

私たちはサイディングを使用しません。 初期費用を比べればガルバリウムや塗り壁よりも安い外壁材はありますが、新築後12〜13年ほどでメンテナンスが必要になります。

外壁メンテは、足場代も含めると多くのケースで一回100万円以上。一方で、たとえばガルバリウムなら、 耐用年数は30〜35年です。もちろん塗り壁も、きちんとした技術を持つ職人が施工すれば、塗り替えなどのメンテナンス負担は比較的少なくなります。

長期的に見れば「初期費用+メンテナンス費用」のトータルコストはガルバリウム鋼板や塗り壁の方が安くなるということをぜひ知っていただきたいと思います。

ガルバリウム鋼板
POINT4

本物の素材に触れてほしいから
建具や造作家具はすべてオリジナル

世代を超えて住み継がれる住まいは、時を経て、なおいっそう美しく古びていきます。それは家そのものだけでなく、使い込まれた机や椅子、棚なども同じです。

既製の工業製品の建具や家具にも、木目調などナチュラルな雰囲気の商品はありますが、それらの多くは化学製品で、表面のシートは時と共にボロボロになっていきます。また、廃盤となってしまって部品がなくなれば、直して使い続けることもできません。

私たちが作る建具や家具は、すべて本物の無垢材で製作しています。直接、肌で触れるものこそ、自然の素材を使い、いつまでも愛着を持って触れていただきたいと思っています。

建具家具