Column 豊かさを彩るフォレストガーデン

2018.03.15

丸太の梁が見える開放的な空間に 築80年古民家リノベーション② ~マルベリーハウス

天井が高く、丸太の梁が見える開放的な空間。

 

前回に引き続き、「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設の施工事例として、「築80年古民家リノベーション」をご紹介します。

 

丸太を見せて天井を高く

昭和10年(1935年)上棟との記録が残るこの家には、丸太の梁(はり)が使われていることは、前回ご紹介しました。

2階の寝室は、この丸太の梁を天井で隠していたため、天井が低く、圧迫感がありました。

そこで、今回のリノベーションでは、丸太の梁が見えるような高い天井に変更。

古民家のテイストを残しつつ、開放的な空間にしました。


 

お客様のご希望を確認しながら進めました

80年の歴史を刻んできた家だけに、どこをとってもピシッと真っ直ぐというわけではありません。そのため、壁の下地などをつくるのに苦労し、リフォーム工事の期間は当初の予定よりも長くなりました。

それでも必要以上に急がず、お客様との打ち合わせを重ね、細かい点を1つひとつ決めながら工事を進めました。

 

断熱強化が、防音性アップにもつながりました

以前に建てられた家と現代の家では、断熱性能がまったく違います。

リノベーションではまず、断熱性の向上のために高性能断熱材を充填

サッシも断熱性が高い製品に交換しました。

その結果、家中に筒抜けだった音の問題も軽減されました。子世帯のご家族も安心して同居できる家になりました。

 

水回りを一新

これから同居する子世帯が少しでも快適に暮らせるようにと、水回りを使いやすくキレイにすることに力を入れました。

古かった流し台はキッチンハウスの最新のシステムキッチンに取り替えました。お母さんとお嫁さんがキッチンに立っても十分な大きさです。

お風呂はユニットバスに変更しました。

 

リフォームの醍醐味

今回のリフォームは、80年という時の長さもあって、20年~30年前に建てられた家のリフォームと比べれば、たしかに大変な面はありました。

しかし、家の歴史を知ることができ、とても勉強になりました。

 

80年経っても壊したくない。手入れをして、住み続けたい

そう思っていただけるような家を「Mulberry House(マルベリーハウス)」桑原建設も建てていこう。今回のリノベーション工事を終えて、そのような思いを強くしました。

 

☆桑原建設のモデルハウス:「Mulberry House(マルベリーハウス)」

日時:予約していただければいつでも対応致します

住所:浜松市中区富塚町2808-1

 

イエタテ 新築施工例  

http://www.sumailab.net/kuwabara/works.html